巻き爪症状チェック

巻き爪の原因

巻き爪の原因は諸説ありますが、以下のようなものが挙げられます。『遺伝』『冷え性』『麻痺』『深爪』『怪我』などです。

【遺伝】

巻き爪自体が遺伝するわけではなく、爪の形状や厚みなどの遺伝により、巻き爪になるリスクが高まる、という意味です。

 

【冷え性】
圧倒的に多いのがこのタイプ。20代から40代の女性、仕事柄ハイヒールを履くような方は尚更なりやすいです。冷え性は血流障害です。この血流障害により爪の生えてくる細胞に十分な栄養が供給されず、結果巻き爪になると考えます。当院では冷え性を根治するための鍼灸もおこなっておりますので、根本的解決が可能です。

 

【麻痺】
脳梗塞後遺症などによる片麻痺の麻痺側の足は巻き爪になることが時折みられます。
麻痺側は麻痺がない側に比べ、血流が悪くなり冷えることから、血流障害が原因であると思われます。

 

【怪我】
怪我の後遺症として爪が変形し、巻爪になるケースも見られます。また外反母趾の方も巻き爪のリスクが高まります。

 

【深爪】
必要以上に爪を切りすぎることは、巻爪の原因になり得ます。
角を適度に残す『スクエアオフ』という切り方が一番理想的です。

巻き爪の切り方

巻き爪症状チェック

巻き爪は、爪の巻き方の度合いによって、「軽度・中度・重度」と分けられます。軽度の場合は痛みも少ないため放置してしまいがちですが、症状が悪化しないようにするためにも、早めの対策と事前予防を心がけることが大切です。

重度の巻き爪は、施術後の痛み軽減はできるものの、完治までの通院回数は軽度・中度の症状と比べると多くなります。また重度の方は、爪周りの皮膚に膿が溜まり、腫れあがったり出血したりしている場合も少なくありません。そうなると、矯正と合わせて皮膚の治療も必要となってくるため、皮膚科へ相談しながら施術を進めさせて頂きます。つまり、症状が軽い方が改善も早く、短時間で症状改善が期待できます。

以下に当てはまる方は、巻き爪になりやすい「巻き爪予備軍」です!早めにご相談ください。

  • 深爪をしてしまう
  • 形やサイズが合っていない靴を履く
  • 爪白癬になりやすい
  • 爪が薄い
  • ハイヒールを履くことが多い
  • 妊娠している
  • 肥満傾向にある
  • 足に外傷を負った
  • 冷え性で悩んでいる

冷え性と巻き爪の関係

巻き爪になる大きな原因の一つは、冷え性であると考えられます。実際、巻き爪になっている患者さまの多くは、足がとても冷たくなっています。

そこで当院では鍼灸によって冷え性を改善しながら巻き爪を治していくコースをご用意しています。
冷え性は、巻き爪だけでなく、脱毛、不妊、便秘、アトピー、その他のアレルギー疾患など、様々なお悩みの原因にもなりますので、早めに治しておくことをおススメします。
また、当院では鍼灸を行うだけでなく、身体を冷やさないための食生活のアドバイスもしております。

当院で矯正するメリット(皮膚科との違い)

当院と皮膚科との違いはまず【皮膚を切らない】【爪に穴を開けない】ことです。

皮膚科でも巻き爪の矯正をおこなってはいます。ワイヤー法といい、爪に穴を開け加工し、ワイヤーで矯正したり、フェノール法といい爪の生えてくる根本の細胞を薬品で焼いたりする方法です。これらは痛みを伴うことと、巻いている爪を縦に切るため、爪が不自然に細くなってしまうデメリットがあります。
当院の扱う『B/Sスパンゲ』は爪の表面にプレートを圧着し、その反張力で矯正します。爪に穴を開けたり、爪や皮膚を切ったりすることはありません。

遺伝によって巻き爪になるという説もありますが、実際のところはっきりとしたことはわかっていません。
患者さまを見ている限りでは、圧倒的に20代から40代の女性が多く、冷え性や足先の細いハイヒールが原因となっていると考えられます。
また、スポーツをしている学生や高齢者の方が発症することも珍しくありません。特に妊娠中の方や外反母趾になっている方、足にタコや魚の目などができている方も発症しやすい傾向にありますので、注意が必要です。